新上五島町指定無形民俗文化財である「鯨唄・羽差踊り」は、歴史をさかのぼる事300年以上昔、元禄三年(1690年)から有川・浜地区で受け継がれてきた捕鯨文化のひとつで、鯨にモリを打ち込む男たち、羽差(はざし)が大漁を祈って有川湾にある弁財天に奉納した唄と踊りがはじまりであると言われている。特徴あるバチさばきによって奏でられる太鼓の響きに合わせた鯨唄と鉢巻き姿の羽差が諸肌を脱ぎ、円陣を組んで威勢のいい踊りを披露する豪快な伝統芸能である。
有川鯨唄保存会 活動実績
昭和43年4月1日 結成
昭和57年4月30日 町文化財に指定
昭和43年 NHKふるさとの歌まつり 出演
昭和54年 全日本民謡踊大会 出演 (伊勢神宮にて奉納)
昭和56年 文化庁芸術祭特別公演 「日本民謡まつり」 in 東京国立劇場
昭和59年 全九州、中国民謡選手権大会 アトラクション出演
昭和60年 五島西海国立公園30周年記念大会 出演
昭和62年 長崎県民俗芸能大会 出演
平成 元年 日本民謡フェスティバル出演 in さいたま
平成 2年 長崎旅博 出演
平成 5年 福岡ドーム竣工式典 出演 、同年5月 食博 in 大阪 出演
平成 5年 IWC in 京都 出演
平成 5年 長崎県地域文化賞受賞
平成 6年 世界祝祭り博覧会 in 三重伊勢 出演
平成 8年 鯨の全国伝統芸能大会 出演
平成11年 西海鯨芸能大会 出演
平成12年 日蘭交流400周年記念際 出演
平成18年 九州地区民俗芸能大会 in 沖縄 出演
平成20年 新上五島町 in 東京国立劇場
準備中